趣意書
奈良県立五條高等学校創立120周年
記念事業募金のお願い
謹啓
時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は、母校教育ならびに金陽会(同窓会)の発展の為にご支援ご協力を賜り有難く心よりお礼を申し上げます。
さて母校五條高等学校は明治二十九年、県南部における有為の人材育成の為、地域の支援により、大きな期待のもとに奈良県立郡山中学校五條分校として創立され、平成28年11月には創立百20周年を迎えることとなりました。
この間、明治36年に開校された後の五條高等女学校と、昭和23年には学制改革により統合合併された五條高等学校として再出発をいたしました。昭和25年には夜間定時制過程、昼間定時制賀名生分校を併設し、卒業生も今や3万4千余名を数え、国の内外・各界で広く活躍されておられますことは誠にご同慶の至りであります。
母校は平成四年、現在の岡地区に新築移転し、創立100周年には広く卒業生の浄財を募り同窓会会館の建設を成し遂げ、在校生の食堂・金陽会資料室・会議室として広く有効に活用をされているところです。また先輩諸氏により築かれた校風は「質実・剛健・礼節」の校訓として脈々と現在に受け継がれ、名実ともに奈良県南部の県立高校の雄として確固たる地位を築こうとしております。
しかしながら、現在は少子化が進み、県内とりわけ南部地域の生徒数は大きく減少し、母校の新入生の確保は徐々に困難の度合いを強めております。これを見越し、10年前より金陽会・PTAとの出資のもとスクールバスの導入という、公立高校では前例を見ない支援体制により母校が存続・維持できております事は、母校の「歴史と伝統」を支えて頂いている卒業生の熱い思いと資金援助のお陰と感謝いたしているところです。
ここに、母校五條高等学校が創立120周年を迎えるにあたり、これまで培ってきた発展の足跡を振り返り、この危機を乗り越えて更なる発展の契機とするため、金陽会において創立120周年記念事業推進委員会を発足させ、左記のとおり母校の慶賀を共に祝する諸事業を企画いたしました。
つきましては出費多端の折柄誠に恐縮に存じますが、同窓生の皆様方のご理解と督励を賜り、募金にご協力下さるようお願い申し上げます。
謹白
平成28年2月吉日
奈良県立五條高等学校同窓会金陽会 会 長 米田修三
創立120周年記念事業推進委員会 委員長 井上 猛
– 記 –
1、五條高等学校創立120周年記念事業計画
①創立120周年金陽会総会 平成28年7月3日(日) 橿原神宮養正殿
②創立120周年記念式典 平成28年11月1日(火) 五條高等学校体育館
③創立120周年記念文化鑑賞会 平成28年11月頃予定 橿原文化会館
④創立120周年記念誌「十年のあゆみ」刊行 平成29年1月頃予定
2、募金計画
右事業の完遂の募金要項
①1口5,000円 1口以上(同封の郵便振替用紙にてお願い致します)
②期間 平成28年3月15日~7月末日まで
③連絡先
奈良県立五條高等学校創立120周年記念事業推進委員会事務局
〒637-0092 奈良県五條市岡町1428
TEL 0747-22-5455
FAX 0747-22-8086
会員各位